A: よく内甲丸を強調されているデザインも見受けられますが内甲丸は「ほどよく」が良いと思われます。
右と左の指輪は左はかなりの内甲丸状態右は角を若干丸まった感じの内甲丸状態
一見、左のほうが指にやさしい感じがしますね。
赤いラインを入れると 良くわかります。
左の指輪は赤いラインとの接点が少なく右は多い
赤いラインと指輪の隙間を可視化しました。
実は指あたりがいいのは右側の方なんです。
内甲丸状態がきついと指輪と指の接点がすくなくなり着け心地はしっくりきません。
右は指輪と指の接点が多いので安定感があります。
着け心地は内甲丸の状態よりもこの接点になるのです。
最近、細めの指輪が人気で2.5mm幅、2mm幅では接地面がそれほど取れないので気を付けたいポイントです。
逆に6mmとか8mmとか幅広の指輪では左側の内甲丸状態でも指との接地点は十分になりますので着け心地は良いと思います。
指輪の幅や形状、またお客さまの感覚で一概には「これがBEST」とは言えませんが、参考にしてください。
結婚指輪メーカーでは基本の甲丸を下記写真のように作りますが、完成した結婚指輪は程よく角を丸めた状態で出来上がりますのでご安心ください。
投稿者プロフィール
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1964 年生まれ 法政大学経営学部経営学科卒
デジタルジュエリー®を創設 ジュエリービジネスプロデューサー
1996 年から3D-CAD と3D プリンターでジュエリー製作を開始するパイオニア
国立東京工業高等専門学校 特別客員教授を経験。
東京外語大の建学150 周年記念デザインを手掛ける。
(一社)日本ジュエリー協会主催ジュエリーデザインアワード2 度入選。
株式会社オスカープロモーション「スタコレ」にて唯一のジュエリーの指定販売代理店を2 年間務める。
2019 年8 月ジャパンジュエリーフェアにて日本ジュエリー協会主催のパネルディスカッションでパネラーを務める。
その他・TV取材・雑誌取材・メディアの取材歴多数。
仕事だか趣味だかわからなくなっているほどの デジタル好き。
20年間以上1日10時間はPCに向かっている 超変わったジュエラーです。
自分の結婚指輪はもちろん 自分でデザインしたデジタルジュエリー®
デジタルジュエリー®ファクトリの仕組みで作りました。
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